下載の清風を感じるような日々を過ごす

気が付けば50代に…。考えたら日々の忙しさで趣味とかにあまり時間さけていないなあ、なんてふっと思ったり。趣味や資格取得とか日々の事を綴ってみよう、と。

糖尿病であることを意識する

母が認知症の初期ではないか、となってから数か月後。本来は千葉勤務であったのだが様々な事情があり、地元に近いところに移動となった。


仕事は特に何事もなく、竣工に向けて、と言う感じだったのだが。


ある休みの土曜日の午後。


胡坐をかいて座って映画を見ていたのだが、急に強烈な眠気に襲われ、その後…。


右半身が痺れ動けなくなった。


右足痺れ、立ち上がれない。右手も肘を強くぶつけたように痺れ、肩を回してみたが自分が力を入れているのかそうでないかもわからない。


極めつけは…。


何か言葉を発しようとするが…。


「あああ…」


みたいな感じで言葉を発せない!しかも顔の右側も痺れて、である。


正直焦った。体を引きずるようにして椅子に座ったが、多分顔は真っ青だったと思う。


体感時間としては10~15分くらいだったと思うが、その後は元に戻った。
いやいや、待て、なんだこれは。


ここまで焦ることはそんなにないほど一人で取り乱したように思う。


ふと思い出したのが。


小学生だか中学生だったかの時に見たNHKのドラマ山頭火だった。
確か最後、横になりいびきをかいたまま死んでエンディングだった。

その時、浮かんだのは脳梗塞はこうなるらしいよね、なんて両親が話していた記憶。
の、脳梗塞(;'∀')


で、月曜に勤務中に社長に電話したら怒られた。


「仕事してる場合ちゃうで。早退していいから精密検査受けてきて」


と言うことで脳外科に行ったが問題はなし、との事だったが念のためMRIのある緊急病院へ。


MRIで検査したが脳血管に問題はなし。


そして医師に聞かれた。


糖尿病とか心臓になにか持病はありませんか」


ありません( ー`дー´)キリッ


なんて答えたが、実際は大有りだったんですね。今なら、ありませんじゃねえよ!となるけど。


一応その後スマホで地元の糖尿病専門の病院を探して行き、血液検査などを行った結果。


「ばっちり糖尿病ですね」




「え?」




「しかも初期どころではなく中期です。今来てよかったね」


と。


え、糖尿病だったの?嘘?これっぽちも糖尿病だとは思っていなかった。


これが正直な感想だった。確かに脂質異常症やら数値が異常に高かったけど。健康診断の受けててもこれじゃあまり意味がないな、と真剣に反省した。


取り合えず、薬と食事療法での治療となり様子を見ることとなった。


父方の祖母は脳溢血で亡くなった。父は、脳梗塞で倒れ入院中(老人ホームであるが)。
ただ。男性は左が麻痺しやすいと聞いていたが、父は右半身がほぼ動かなくなった。


今回、焦ったのはここだった。麻痺が左でも焦りはしただろうがまだ余裕があったかもしれない。


改めて、昨年の6月からの血液検査の結果を見返してみると。


2023/6/27 血圧:138-90 血糖値:220 HbA1c(%):9.8 体重:80.2㎏
2024/6/7   血圧:120-80 血糖値:109 HbA1c(%):6.8 体重:77.7㎏


いやぁ、今は数値の意味とか分かるけど、これは凄かったんだな、と。1月の診察時にぐっと数値が悪化してしまい先生に厳しい指摘を受けたが。なんとか持ち直したかな、と。


数年前狭心症もどきになったことがあったけどその時の血圧170位まで上がっていたけどそれに比べるとまだましではあったが…。


血圧も高いですね。年齢的なものもありますからを出しましょう」


「ハイ」


そして今に至る訳だが。


結局、仕事中に発作が起こる可能性がないとも言えず、産業医と話し、結果が出るまで出勤禁止となった。


本来はちょっと嬉しかったりとなるのだがそうもいかず…。