下載の清風を感じるような日々を過ごす

気が付けば50代に…。考えたら日々の忙しさで趣味とかにあまり時間さけていないなあ、なんてふっと思ったり。趣味や資格取得とか日々の事を綴ってみよう、と。

そして目が回るような忙しい8月へ

早朝5時35分


スマホが鳴った。
バッと起きたが


スマホ、どこだ?どこだ?


とやっているうちに鳴り止んだ。枕の下からスマホを取り出すと、病院からだった。


嫌な予感がよぎるが…。まず思ったのは…。


今、朝?夕方?


人間焦るとこんなものである。時計の設定は24時間だから夕方だったら17時のはずなのに。


この日は日曜だから折り返しても繋がらない。やっと繋がったら、やはり父がなくなったと。そして…すでに実家には連絡済み。


実家に電話したら、母は取り乱しており、聞くと弟は出勤済み。すぐに電話し、訃報を伝え戻ってくるように言い。


彼が戻ってくるまでに葬儀会社をネットで探す。何社か見繕い、電話。父が先ほど亡くなっり葬儀会社を探している旨をそれぞれに伝える。そうこうしている内に弟が戻ってきたので病院へ向かう。


父が亡くなったのは、やはり入院当時に体調を崩したことが原因だった。誤嚥性肺炎だった。最後、意識はなかったと思うけど、どんな気持ちだったのだろうか。


そして、病院の人から遺体は何時に引き取れるかと聞かれ、今、業者を選定しているから決まり次第連絡することを伝えると昼までには来るようにして欲しい、と言われた。


事務的だな、と思いつつまあ、そんなもんかと思い母と弟を乗せ家に帰った。


最後にお見舞いに行ってよかったね


そんな事を話しながら。


さて、それからが大変だった。早朝に連絡した内の一社が何度か連絡をくれたので、そこに決めた。


小さなお葬式


と言う、仲介屋と言うのだろうか、葬儀屋を紹介(手配)してくれるところのようだ。


ただ、ネットで読んだのが気になり、一つだけ確認させて欲しい、と聞いた。


お宅の紹介する葬儀屋を教えて欲しい、と。


他社の口コミで、手配された葬儀屋が良くなかったというのを見ていたので。そして調べてみるとそういう書き込みはなかったので宜しくお願いしますと伝えた。


そして、


父 亡くなる やること


で検索、チェックリストを見つけ、印刷してチェックする。


そして葬儀社から電話があり、病院に昼前くらい迄に父の遺体を引き取ってほしいことを伝える。


翌日、ファミレスで待ち合わせをして詳細を決める為に会うことになった。


さて、やることは多い。母と弟には期待は出来ない。


てな訳で。


退院の手続き、除籍謄本、戸籍謄本の取得、年金の受給停止手続き、未支給年金の請求手続き、世帯主の変更、遺族年金の請求手続き、生命保険の請求手続き、銀行や保険会社への連絡などなど。


父が亡くなって手続きした書類、チェックリストとかまだ残ってファイリングしてあるけど、頑張ったなぁなんていまだに思ったり。


そして翌日に、葬儀社の人にあったが、この時期はやはり亡くなる人が多く、火葬場が8月11日の金曜しか取れません。そして朝イチの9時しか空いていませんがどうしますか?と。


それはそこでやるしかないでしょ


という事で葬儀の日時は決定。葬儀の際に準備するのに困ったのが父の写真。
サラリーマン時代とかのはあるけど、一人で写っているものはない。


かなり探したが見つからない。母は知っているかも知れないが多分覚えていないだろう。


そこまで考えて気がついた。父が退職してからバス旅行みたいのであちこちに行っていた。


ってことは、母がデジカメで取っている可能性が高い。


そしてカメラを探して見てみたらやはりあった!


しっかし良い笑顔してんな~。今のこちらの心境からすると腹立たしいくらいである。


で、PCに取り込んで、印刷して出来上がり、と。


で、他には支払い関係は間を置きたくないので、病院への支払いを済ませる。


ただ。参ったのは、母には今週の金曜日、11日が葬儀だからね、と伝えても毎日、


お父さんの葬儀は今日だっけ?


と電話が朝6時過ぎにあることだった。


これも、どうにかしなきゃ案件だなあなどと思いつつも葬儀は恙無く済み、担当の葬儀会社の人から、色々とアドバイスを貰う。


死亡届は結構使いますから、多めにコピーをした方がいいですよ、銀行から下ろせる分はおろしたほうがいいですよ、とか。


で、なんだかんだありながらも、葬儀は無事終わり…。